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【デュエマ】D2P ヘビーポップのお供はO・HA・NA・Pなのか?

あいさつ

お久しぶりでございます。Portablehouseです。いるはずがないと思いますが、こちらのみで自分のことを認知している方へは、「生きています。」という報告をしておきます。

まあまたこうやって記事にするということは、また何か思いついたということです。それがこのタイトル通り、デュエルマスターズ(以下デュエマ)に関することです。

自分は小学生の時に一度このカードゲームを引退しており、高校でちょっとかじり、最近またやり始めた、という感じでデュエマに触れております。やり始めた直後に見つけたカードがロマンの塊だったので、この記事にて色々考えをまとめる次第でございます。

 

D2P ヘビーポップとは

さて、そのカードですが、タイトルにもございます通り"D2P ヘビーポップ"(以下ヘビポ)です。調べればすぐに出てきますが少し紹介しておきます。

光単色のコスト6、パワー6500、種族にエンジェル・コマンドとマスター・イニシャルズを持つクリーチャーです。画像を用意できなかったのですが、この姿でエンジェル・コマンドか…というような見た目です。

続いて効果ですが、上から順番に見ていきます。W・ブレイカーは、まあこのパワーをもって標準でついてこないクリーチャーはプレイヤーを殴れないクリーチャーぐらいです。

次の効果は、ターンの終わりに任意で1ドローし、手札から光のコスト3のクリーチャーをタダ出しできる、という効果です。単純に置きドローソースとしてもかなり評価が高い(コスト度外視)ですが、踏み倒しもかなりいいです。

そして最後の効果ですが、これが一番重要ですね。ターンのはじめに、自分のバトルゾーンにD2フィールドと、同じ名前のクリーチャー4体以上あればエクストラウィン(以下ExWin)、という効果です。数少ないエクストラウィン持ちのクリーチャーなんですねこれ。この効果が本日の主題でございます。

 

デッキに4枚以上入れられるカードの存在

ヘビポと同じ弾のパックに"O・HA・NA・P"(以下お花)というカードがありまして、よくヘビポと同じデッキに使われています。お花は効果により、デッキに4枚以上入れられるカードなので、たくさん入れて、マナや墓地、シールドに送られてもExWinを達成できるようにということで使われています。

 

実はお花以外にも、デッキに4枚以上入れられるカードが存在します。認知しているだけで11種類。結構あるんですね。是非集めたいです。しかしそれらのカードが採用されているところをほとんど見たことがありません(そもそもヘビポを使っているデッキをほとんど見たことがない)。それらが採用されないか、検証していきたいと思います。

 

遊撃師団

まず、デッキに5枚以上入れられるカードの代名詞とも言える「遊撃師団」の5枚、ニッカ(火)・プレプレ(自然)・ブッチビーズ(闇)・アクアーミー(水)・ニューイー(光)について考えます。

遊撃師団の共通点は1つの効果です。名前に「遊撃師団」とあるクリーチャーが自分のバトルゾーンに5体以上いれば、このクリーチャーのパワーが+5000され、Wブレイカーを得る、というものです。各カードを見ていきましょう。

"遊撃師団 ニッカ"は火単色のコスト2、パワー1000でパワーアタッカー2000。
"遊撃師団 プレプレ"は自然単色のコスト3、パワー4000。
"遊撃師団 ブッチビーズ"は闇単色のコスト3、パワー1000でスレイヤー。
"遊撃師団 アクアーミー"は水単色のコスト2、パワー2000。
"遊撃師団 ニューイー"は光単色のコスト3、パワー1000のブロッカーで、自分のクリーチャーが5体以上いないとプレイヤーを攻撃できません。

どれもコストが軽く、並べる難易度は高くはありません。スレイヤーやブロッカーなど有力な効果を持つクリーチャーもいます。

しかし採用率はどれも高くありません。理由はいくつかあります。

 

ヘビポを採用するデッキはほとんど、ExWinを狙うデッキです。ドローソースとしてならば、水文明のドローのほうが優秀ですし、たとえドローソースとして採用されたとしても、同じコストを持つ"クアトロ・ブレイン"と同じ4枚を引くのに4ターンかかるため弱いという結論に至ります。

ExWinを狙うのに、相手のシールドを割る必要はありません。相手の手札は増える上に、シールドトリガーで除去されたなんて話になっては大変です。つまり、たくさん並べてWブレイク!なんてことはしないのです。遊撃師団全体の効果は1つ不要になりました。おそらくこの時点で、実質バニラのプレプレとアクアーミーの採用はなくなりました。

次に、ヘビポの2つ目の効果との相性です。踏み倒せる条件は①光の②コスト3以下のクリーチャーです。ニューイーは対象になりますが、残るニッカとブッチビーズは対象になりません。ここで展開力に欠けるとし、採用が見送られることとなります。

さらなる理由として、遊撃師団全体の効果でパワー+5000される効果についてです。これを発動させるには少なくとも5体の遊撃師団が必要ですが、これはヘビポのExWin条件よりも多いです。勝つ為にはそんなに必要ありません。

そして最後に、お花の存在です。どちらも光のコスト3でブロッカー。お花は通常時でもパワー4000ありますが、ニューイーは通常1000。遊撃師団にトドメが刺されました。

 

しかしながら、全く採用されないとは言い切れません。"師団の先導者 ツラトゥストラ"の存在があります。
このクリーチャーがバトルゾーンにいる時に、遊撃師団がバトルゾーンに出ると1ドローできる能力を持っています。これもまたドローソースですね。光単色のコスト3なのでヘビポより早く出せる上に、ヘビポで踏み倒せます。
正直、ヘビポのデッキは同じ名前のカードが約10枚採用される傾向で、ヘビポ4投なら合わせて約15枚。残りの約25枚をサポートにするわけですが、ここにツラトゥストラを入れられるかどうかでニューイーかお花かが分かれます。大抵パワー差とサポートの広さを見てお花が採用されますが。

 

ここまでヘビポと遊撃師団の相性を語ってきましたが、デッキに4枚以上入れられるカードは他にもあります。あ、飽きたらいいですよ。また来てください。それではそれらのカードも紹介したいと思います。

 

その他のお供候補

"はずれポンの助"はゼロ文明のコスト1、パワー820のジョーカーズ。シールドをブレイクできない(プレイヤーアタックはできる)上に、自身のシールドトリガーが使えなくなるという強力(?)なデメリットを持ちます。ゼロ文明とコスト1という、非常に並べやすいカードではありますが、シールドトリガーが使えないというデメリットをどう対処するか考えどころです。ニンジャストライクやストライクバック、革命0トリガーなどで相手にぶつかっていくしかないのでしょうか。

 

"堕魔 ドゥザイコ"は闇単色のコスト2、パワー2000で種族にマフィ・ギャングと魔道具を持ちます。準バニラでありパワーも2000と、この類のカードでは少し物足りなさを感じますが、ガ・リュザーク等のベースにもなれます(それ入れるならそっちで勝てよと)。コロコロコミックの付録で収録されて、基本的にガ・リュザークのデッキ等には入らないので、ストレージを漁れば見つけやすいのが利点といえるでしょう。

 

"バグル・パズル"は火単色のコスト3、パワー3000のジョーカーズ。バトルゾーンと墓地にある同名のカードの枚数分コストが1減るので、とりあえず出しておけば後が続きやすいですね。"はずれポンの助"もそうですが、執筆時に既に環境入りしているジョーカーズの恩恵を受けれるのはかなりの強みだと思います。火・自然以外の文明のジョーカーズも待ち遠しいですね。

 

"素晴らしい犬 ワンワンワン"は自然単色のコスト2、パワー1111のアウトレイジ犬。お察しのいい方はすぐにわかりましたね。ネタカードです。バトルゾーンにある他のアウトレイジ犬の数だけパワー+1111するという効果を持っています。ちなみにこの種族はこのカードだけです。数が少なく非常に集めにくいです。

 

"四十日鼠 チョロチュー"は火単色のコスト3、パワー2000のアウトレイジMAX。デッキに4枚以上入れられる効果はこのクリーチャーが初めてでした。バトルゾーンの同じ名前のクリーチャー1体につきパワーアタッカー+2000を得て、パワー6000以上の時はWブレイカーを得ます。このクリーチャーとワンワンワンはアウトレイジの恩恵を受けられます。

 

おわりに

ここまで10枚ほど紹介してきましたが、それら全てが全く採用されないことはないでしょう。ワンワンワンを除いて(まず本物のカードを見たことない)。D2フィールドも各色あり、それに合わせてクリーチャーを選ぶことも必要なことがあります。是非みなさんもD2P ヘビーポップのお供について考えてはみませんか?D2P ヘビーポップはB○○K○FF等でも100円程度で手に入ります。カードショップだともしかしたら50円でも手に入るかもしれません。